やりがいに満ち、誇りを持って仕事に打ち込む職員さんから、「介護の仕事の今」を知ってください。

介護職員

特別養護老人ホーム愛善苑
介護職員

  • 名前 梅田亮二
  • 年齢 28歳
  • 勤続年数 7年
  • 前職種 建設会社

Q1.現在の仕事(職種)を選んだ理由を教えて下さい。

A1.おばあちゃん子で育ち、弱っていくおばあちゃんに恩返しがしたかったからです。また家族が福祉関係の仕事をしていたので、興味がありました。

Q2.現在の仕事のやりがいはどんなところですか?

A2.認知症の方の笑顔が見られる。「ありがとう」の一言が嬉しいです。

Q3.現在の仕事をするうえで、大変だなと思うことはありますか?

A3.認知症の方のBPSDへの対応が難しいです。

Q4.この仕事を続けていくうえで、ご自身の生活や暮らしについて(現在や将来)不安に思うことはありますか?

A4.高齢化が進み高齢者が増える現状で、介護職員が不足していることだと思います。

Q5.今後、現在の仕事について、このようにしたい(なりたい)等の希望はありますか?

A5.高齢者の尊厳を守り、穏やかに生活できるように支援していきたいと考えています。

Q6.あなたと同じ仕事(職種)に就こうとしている方にひと言お願いします。

A6.どんな仕事でも辛いことはあると思います。相談できる仲間をもちましょう。

訪問介護

社会福祉法人東城有栖会
訪問介護員

  • 名前 正野 恵
  • 年齢 38歳
  • 勤続年数 3年(産休育休含む)
  • 前職種 美容業

Q1.現在の仕事(職種)を選んだ理由を教えて下さい。

A1.高齢者が好きで、働きがいのある仕事で人や社会の役に立てると思ったからです。また法人の福利厚生の充実度や自分に合わせた勤務形態を選べたこともあります。

Q2.現在の仕事のやりがいはどんなところですか?

A2.利用者の不便や不安を解消した時、感謝の言葉や笑顔を見れるところです。また利用者はもちろん、職員と楽しみや喜びを共有できるところです。そして、すべてが人生勉強になり、自分の財産となり自分自身が成長できるところだと思います。

Q3.現在の仕事をするうえで、大変だなと思うことはありますか?

A3.介護知識だけが必要ではなく、認知症や精神疾患の方への知識と多岐にわたり、対応が難しいことです。

Q4.この仕事を続けていくうえで、ご自身の生活や暮らしについて(現在や将来)不安に思うことはありますか?

A4.自分の体力的不安や人間関係が挙げられます。

Q5.今後、現在の仕事について、このようにしたい(なりたい)等の希望はありますか?

A5.初任者研修は受講済みですが、実務者研修受講と介護福祉士国家試験へ向けてのスキルアップをしていきたいと考えています。

Q6.あなたと同じ仕事(職種)に就こうとしている方にひと言お願いします。

A6.大変さの中にも楽しさや喜び、魅力がいっぱいあり、人生勉強もでき、心が潤うお得な仕事です。少しでも興味を持たれているならば、結果はともあれトライする事をお勧めしますよ。

理学療法士

医療法人ながえ会
理学療法士

  • 名前 石田 尚矢
  • 年齢 31歳
  • 勤続年数 6年

Q1.現在の仕事(職種)を選んだ理由を教えて下さい。

A1.高校生の時に進路を考えた際にこの仕事を見つけました。知り合いの勤めている病院に見学に行かせていただいて、実際にリハビリをしている現場をみて興味を持ち進学を考えました。

Q2.現在の仕事のやりがいはどんなところですか?

A2.私の勤めている部署は維持期の病院で、長期間入院している方の生活の場になっています。その上で環境設定等を工夫し、機能訓練と併用して試行錯誤し、効果が表れ、喜んで頂けたときはやりがいを感じます。

Q3.現在の仕事をするうえで、大変だなと思うことはありますか?

A3.主治医の先生の指示の下、リハビリを提供しているのですが、一概にリハビリのセオリーに当てはめられないことも多くあり、能力とリスクを見極めながらアプローチを考えることです。また、意志疎通のできない患者様も多くおられ、個々の思いをくみ取ることは大変ですが、やりがいを感じる点でもあります。

Q4.この仕事を続けていくうえで、ご自身の生活や暮らしについて(現在や将来)不安に思うことはありますか?

A4.今後の制度変化に伴うリハ職種の必要性だと思います。

Q5.今後、現在の仕事について、このようにしたい(なりたい)等の希望はありますか?

A5.職員の健康にもっと関わっていけたらと思います。個別で職員から相談を受けたり、全体研修などで予防運動や介助における身体の使い方等をアドバイスさせていただく機会はあるのですが、そういった取り組みを積極的に発信して、職員の健康意識を高めて健康に業務ができるよう支援していきたいです。

Q6.あなたと同じ仕事(職種)に就こうとしている方にひと言お願いします。

A6.リハビリ職は働く場所により、対象の患者様や業務の内容が異なる職域の広い仕事だと思います。学生のうちにいろいろな場所を見学、または体験し自分の思い描く理学療法士像を見つけて下さい。